タンザニア、レアアースおよびグラファイトプロジェクトに6億6,700万ドルの契約を締結

ダルエスサラーム、4月17日（ロイター） - タンザニアは月曜日、オーストラリアの企業3社とレアアース鉱物と黒鉛の採掘で6億6,700万ドル相当の契約に署名した。これは長年懸案となっている鉱業・エネルギープロジェクトに関する交渉を迅速に進めるという大統領の取り組みの一環である。

パラマガンバ・カブディ氏によると、エボリューション・エナジー・ミネラルズ（EV1.AX）、エコグラフ・リミテッド（EGR.AX）、ピーク・レア・アース（PEK.AX）との契約に基づき、タンザニアはプロジェクト運営のために共同設立した会社にそれぞれ16％の株式を保有することになる、政府の交渉チームの議長。

米国政府と、中国を除けば世界最大のレアアース生産国を抱えるオーストラリアを含む同盟国は、中国への依存を減らすべく急いでいる。

レアアースは、家庭用電化製品、電気自動車、スマートフォン、再生可能エネルギー、軍事機器に使用される 17 種類の鉱物のグループです。

タンザニアとピーク・レア・アースとの合意に基づき、鉱物は国の南西部グアラで採掘されることになる。

カブディ氏は、エボリューション・エナジー・ミネラルズとエコグラフがタンザニア南部と東部で黒鉛を採掘すると述べた。 エコグラフは北部でも鉱物の採掘を行う予定だ。

グラファイトは、アノードとして知られるリチウムイオン電池のマイナス端に使用される鉱物です。 すべての黒鉛の約 70% は中国産であり、電池の実行可能な代替品はほとんどありません。

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